知っておきたい株用語 第四弾 PBR
こんばんは。
今日はあいにくの天気でしたが、
途中中断を挟みながらも航空祭は無事に終わったようです。
私の住む町中轟音に包まれた一日でしたが
いつもの日常にまた一歩近づいた気がします。
株びよりです。
今回は株式市場のお休みに合わせて
株の基本用語について書いていきます。
過去にもいくつか書いているので、併せて読んでみてください。
今回の用語は「PBR(株価純資産倍率)」です。
結論から言っておくと、ほかの株用語を先に覚えるほうが
メリットは大きいと思います。
よく「PER」と比較され、株アプリや株価を見る際に
並べて表示されていることが多いです。
PERについてはこちらを参考にしてください。
gifu-no-kabubiyori.hatenablog.com
PBRとは、PERと同様に株価の割安度を測る指標の一つです。
会社の持っている資産全てを株式数で割ったときに
1株当たりの価値(1株当たりの純資産)に対して
株価が何倍かを数値で表したものです。
数式で表すと
PBR=株価÷1株当たりの純資産
ちなみにPERは
PER=株価÷1株当たりの純利益
です。
文字にすると微妙な違いですが、全然違います。
つまり、PBRの数値は小さいほど割安になります。
株式と会社の総資産が同じ価値であるときに1倍という数値を付けます。
つまり、しっかりと利益を出し、経営をずっと続けている企業の株価が
1倍を下回っている場合、その株価は割安である可能性があります。
では、PBR1倍を下回っている株を探し、有名企業かどうかを確認すれば
割安で投資してよいかというとそう簡単ではありません。
総資産から判断されるということは、その会社が持っている資産、
つまり「在庫や不動産」の価値が含まれているのです。
これは外部の人間から、適正な評価をすることは難しいと思います。
これを判断するには、「有価証券報告書」等を徹底的に読み込む必要があります。
僕なんか漢字の並びと響きだけで勉強したくないアレルギーを
発症してしまいそうです。(笑)
また、有名企業なのにずっとPBRが1倍未満の会社も多いです。
つまりそれが市場が会社に対してしている評価の結果なので
PBRが上がることは考えにくいです。
また、PBRの精査を実際皆さんができるかというと難しいと思います。
投資のプロ(証券会社)達は読込んで理解できるかもしれませんが、
専門知識の乏しい素人兼業投資家にはハードルが高いです。
結論PBRに関しては、それほど重要ではないと考えます。
最初にも書きましたが、兼業投資家の皆さんは、意味を理解しておけば十分で
投資に活用できるかというと、重要度は低いと思います。
ほかの株用語を先に覚えましょう。
それではまた一週間頑張りましょう。